ここで疑問に思われるかもしれないが、ネズミもスズメ同様、カラスや猫を怖がりそうだが、なぜ、模型は通用しないのか。
それは、視力の違いにあり、タカなどは人の6倍ほど、低いところを飛びまわるスズメも人並みはあるだろうが、ネズミは視力が弱い。その分、ヒゲが長く、どんなときでも周囲が分かるようにはなっている。見えないんじゃ、怖がるはずもない。
コウモリに関しても同じような話。コウモリの天敵というと、フクロウやみみずく、ヘビなどなのだが、夜行性で目が弱く、発する超音波で障害物などを判断している。こちらも、見えてない。
屋根裏を走る動きの速さ、そして、動き出すのが深夜ということで、まず、間違いなくネズミだと考えているのだが、コウモリも気になる。それは、今回の騒ぎには関係ないとは思うが、以前に、家の周りを飛ぶコウモリを夜に見たことを今回の一件で思い出したため。
まずは、ネズミ駆除から。紀元前の古代ギリシャの哲学者 アリストテレスが『博物誌』で害を与える生き物として書いているほど、厄介者として歴史が長い分、いろんな駆除グッズがある。
原爆を作った科学者
何としてでも、生け捕りにしたいというなら、昔ながらのオリタイプだと、『捕鼠器 M金底 No.240』、『栄工業 角型ネズミ捕り 2個セット』など、ポイントとしては、オリが閉まるタイプだと1匹ずつになるが、穴があり、入れるけど出れない仕組みだと複数捕まえられる可能性もある。
もう一つは、ゴキブリほいほいと同じ原理のネバネバで捕まえるもの。『イカリ 耐水チュークリン業務用 5枚入』(シート)、『ワイパア ネズミゾロゾロ 2セット』(ハウス)、『ねずみとり もち ピッタンコ ハウス型』(ハウス)、『ネズミ激取れBOX 2個入』(ハウス)、『業務用ネズミ取り PRO6』(シートもハウスも)など。
シートタイプは屋根がなく、むき出しな分だけ捕まえやすく、ハウスタイプは、押入れの中など物があるところでも、安全に設置できるという利点がある。最後の『PRO6』は、たたみ方次第。
退治するとなると、殺鼠剤(さっそざい)。『ネズミ退治デスラット 2g*10袋入』(即効)、『スーパーラットバスター(2g×12包入)』(即効)、『業務用 スーパーラット・バスター (5g×50包) 』(即効)、『イカリ ネオラッテ 殺鼠剤 30g*10袋入』(蓄積毒)など。
即効性のあるものは、食べたらすぐ死に、蓄積毒というのは、繰り返し食べることで数日で死ぬというもの。スーパーラットバスターは、薬剤に抵抗力を持つ(スーパーラット)にも効くという話。
地震時に何をすべきか
気になるのが、死んだネズミ。衛生面を考えると、屋内では回収した方がいい。倉庫などで比較的死がいを見つけやすい場所、屋外・道路わきの排水溝などには便利。
追い出したいというなら、ネズミが嫌がる超音波などの撃退器。『ネズミ撃退器 SV-2256 』(70坪)、『超音波ネズミ駆除器 「ペストコントロ」』(70坪)、『超音波と電磁波でネズミ撃退!【Newペストコントロ】』(70坪)、『ペストリペラー 15坪タイプ』(15坪)、『超音波センサーライト/超音波でねずみ・害虫を撃退』(半径60m、センサーライト付)など。
仕組みとしては、機器をコンセントに差し込むと、配線を通じで電磁波が電磁界を作り、超音波も放出し、ネズミが嫌がり逃げていくというもの。効果が出るまで、多少時間がかかり、健康な人には悪影響はない。ペットのハムスターやペースメーカーをつけている人は影響が出る可能性があり使用できないという。
追い払うとなると、『アース ネズミ一発退場 10g』、『アース ネズミのみはり番 330g』、『ネズミのみはり番 追い出しジェット』などもある。ネズミの嫌がるハーブや猫の臭いで追い払い、電源が必要なくコンセントない場所でも使える便利さがある。
ケシの木は何ですか?
『ネズミ一発退場』は水を入れると蒸発し家に広がるタイプ、バルサンのようなもので即効性がある。『みはり番』は、封を開け放置しておくタイプで2ヵ月ほど効果あり、『追い出しジェット』はネズミの通り道に吹き付けるというもので、どちらかというと虫除けのような感覚。
ネズミ駆除がこれだけ、いろんなタイプがあるのだが、コウモリ駆除というと数えるほどしかなく、どれも来ないようにするというもの。『イカリ モグラクリン 300g』は、1平方メートルあたり8〜10錠をばら撒けば、コウモリが近づかず、1ヶ月間は効果が続くという。ちなみに、300gで、80〜100錠入っている。この商品、地面に埋めれば、モグラ避けにもなるという優れもの。
スプレー式だと、『スーパーコウモリジェット 420ml』があり、こちらも嫌なニオイでコウモリが近づかなくなるというもので、6mほど飛ぶため、屋根裏なら入り口から吹き付ければOK。ただ、持続時間が3〜6時間と短いという難点がある。
最後は、『コウモリ・ツバメ用忌避剤「PT-4」』。ちょっと、他に比べ割高なのだが、専用カップでコウモリが住み着きそうなところに置けばいいというもの。こちらは、ツバメ避けにもなる。
室内では、ネズミの姿も見たことなく、その形跡もなかったのだが、なぜ、屋根裏に住んでいるのかという疑問はあるのだが、状況を考えると、ネズミ以外はちょっと考えられない。
ネズミというと、ハムスターやミッキーマウスとどこか可愛らしい印象があり、無用な殺生は避けたい。そこで、とりあえず、手軽に駆除できる 『ネズミ撃退器 SV-2256』をアマゾンに注文。これで様子を見ることに。
次回、『天井がコツコツうるさい!今度はネズミ撃退体験 3.ネズミ撃退器を設置した感想』に続く。
ネズミの捕獲
殺鼠剤
ネズミを追い払う
コウモリ避け
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