sakurakiku563さん
>ごみ焼却場の近くの土壌はダイオキシン濃度が高いってホントですか?
焼却場によって違うと思います。rupstairs_etirementさんが書かれているとおり、燃焼温度が高ければダイオキシンは分解されます。ダイオキシンは100か200種類あったと思います。rupstairs_etirementさんの回答が概ね正しいと思います。
あと、ダイオキシン無毒説については、無毒なダイオキシンもあるが、勿論、有毒なダイオキシンもあります。以下、化学工学会所属(博士)の知人による解説です。
「2,3,7,8-TCDDはダイオキシン類の中では最も毒性が高く、IARCにより『人に対する発がん性がある』と評価されている。マウスでの動物実験では催奇性が確認されている」
知人は学生時代、この最も有毒なダイオキシンについて研究し、企業(プラント メーカー)との共同研究で、吸着・除去装置の開発に携わったそうです。吸着・除去して固定化して、高温度で焼却して処理するそうです。
taxanomyコードは何ですか?
あと、ダイオキシンと放射線を比べることはナンセンスだそうです。ダイオキシンにしても、放射線にしても、ニコチンでも、量、密度、濃度によって人体や環境への作用メカニズムが異なります。ですから、一概に比べることはできないそうです。
酸素だってCO2だって濃度が濃すぎれば呼吸できなくなって死にます。酸素は20%に保たれているから、人間は呼吸できるのです。15%でも25%でも、呼吸することはできません。
※量、密度、濃度によって影響が違うにしても、あえて比べるなら、人体のDNAへの影響は放射線よりも、ダイオキシンのほうが強いそうです。また、ダイオキシンは微量でもないほうがほうがよいものですが、放射線は、カリウム40 の存在だけ考えても、ある程度の量はむしろ必要なものかもしれません。人体自体も放射線を発しています(成人で6000bq程度)。
エプソム井戸の意味は何ですか
知人は放射線のホルミシス効果(微量なら健康によい。例えば温泉の放射線など)については肯定でも否定でもありませんが、そういう説もあります。
※質問からそれますが、CO2について。CO2も回収装置があり、集めたCO2を液化して地中に貯留します(CCS)。
高濃度CO2のため窒息の危険性や、地震の誘発の可能性も指摘されています。自然災害ですが、1986年カメルーンのニオス湖では、火山性のCO2が急激に放出し、CO2が湖面上に広がったため、沿岸に住む住人1700人以上が窒息死した事件がありました。消火器での事故も発生していますね。
CO2は水よりわずかに軽いために、若干の浮力が働き、CO2は地上に向かって移動しやすいので す。CO2地下貯留技術(CCS)ではこの地上への移動を阻止するために、様々な工夫が研究されています。埋める地層の研究や、表面張力を用いた貯留方法など。
どのくらいの時間が大人に成長するには、ツリーがかかりますか?
これは核燃料を地下へ埋めるのと似たようなものだと思うんですけどね。
「>それが地面に埋まっているだけで地球環境がどのように悪化するのですか?
埋める深さによりますが、500m~1kmくらい地下に埋めればとくに悪化はしません。放射線は、放射性物質から発せられる程度のエネルギーでは岩盤を数メートルも通り抜けられません。漏れ出たとしても、映画で見るような世界滅亡規模の超大規模な地殻変動でもあれば話は別ですが、そうでなければ人間が利用する地下水にすら影響を与えない深さです。放射性物質が埋まってるだけで環境が悪化するなら、ウラン鉱山とかの環境も悪化してなきゃおかしいです」
放射性物質は、自身が安定するために放射線を出します。強い放射線を出すものほど、半減期が短い。プルトニウムなどは半減期は大変長いですが、放射線自体は大変弱いため、紙一枚で遮断できます。岩盤など通り抜けられません。
0 件のコメント:
コメントを投稿