森林についての質問と答え
最近、各地の小学校の先生や生徒さんから、森林についての質問がくるようになりました。
質問の内容を見ますと、多くの子供や大人が持っている疑問ではないかと考え、質問に答えるためのページを作りました。
皆さんと一緒に勉強しましょう。
質問は、Fax: 03-3370-9872 へ。
森林塾 森林博士 小澤普照(おざわふしょう)
質問 41
私は、秋田県の中学校の1年生です。総合の学習ということで、「自然と人間」というテーマで、私は、「森林と環境問題について」を調べていましたが、なかなか、いい資料が見つかりませんでした。
調べていて、「小学生森林塾」のHPを開きここに、質問をしたいと思い、メールをしました。
中学生ではあるのですが、よければ質問に答えて頂けたらと思います。
Q1 これから、森林や、環境はどうなると考えられているか。
Q2 これからが心配だと思われること。
答え
森林博士からの答え
Q1 これから、森林や、環境はどうなると考えられているか。
「これからどうなるのか」という問題は、「将来予測」、或いは「未来予測」と呼ばれる分野です。
森林の、未� �予測が、世界中に大きな反響を呼び起こしたのは、今から25年前の、1980年のことでした。
それは、この年、アメリカ政府によって報告された「西暦2000年の地球」という報告書でした。
日本語訳は、家の光協会から2冊の本となって発行されています。学校の図書室にあるかどうかは分かりませんが、図書館にはあると思います。その第一巻に森林の予測が、詳しく書かれています。
この時の予測は、毎年1800万ヘクタールから2000万ヘクタール減り、全体では、1980年の約26億ヘクタールから、約21億ヘクタールに減るであろう。
熱帯地域などの途上地域では、もっと激しい減り方になるというものでした。
このころから、地球環境問題も大きく取り上げられるようになりました。
それは、地球温暖化問題でし� ��。
これについては、いろいろな、本も出版されていますから、学校の図書室にもあると思います。
このままでは、大変なことになるというので、1992年にブラジルで、国連が、大きな会議(国連環境開発会議)を開きました。
地球サミットなどと呼ばれています。
ほとんど、世界中の国が参加しました。
この時、森林についての方針(森林原則声明)と、温暖化対策(気候変動枠組み条約)などが決まりました。
そして、世界中が協力して、森林問題や環境問題に取り組もうということになりました。
その結果、どうなったかといいますと、森林については、小学生森林塾の、質問36にあるように、世界の森林面積は、38億7千万ヘクタールで、(先ほどのアメリカの報告より、多くなっていますが、今世界で使わ れている数字は、国連の食料農業機構(FAO)がまとめた数字で、森林として数える場合の、木の密度などが、アメリカ政府の考え方と違うためで、実際に森林が増えたわけではありません。
問題は、相変わらず、森林が減少していることで、熱帯林では、やはり激しく、毎年日本の国土面積の約3分の1に相当する1,230万ヘクタールが減っています。
1980年当時ほど、減り方は激しくはありませんが、やはり減っています。
熱帯林以外では、植林で増えているところもありますが、増えた分を差し引いても、世界全体では、毎年約900万ヘクタールの森林が減っています。
この状態が続きますと、どうなるかということですね。
このまま、森林が、世界全体で減り続けると、温暖化防止もうまくいかなくなることが考えられます。それでは、世界全体が困りますから、どうしたらこれを防ぐことができるかということを考えなければなりません。
あなたも考えてください。
Q2 これからが心配だと思われること。
結局、これからの心配というのは、森林が減ったり、エネルギーの無駄遣いをしたりしていると、温暖化も進み、人間も動物も植物も地球に住めなくなることだと思われます。
これを防ぐには、一人ひとりが、何をすればよいかを考え、人任せにしないで、それぞれが役割を決めて努力をするということです。
小学生でも中学生でもできることは沢山あると思います。
総合学習の時間でも、何をすればよいかについて 、皆で智恵を出し合うようにしてください。
森林博士も、最近は炭焼き活動をしています。
では、皆さんもがんばってください。
質問 40
総合学習で種から木になるまでと・種から花になるまでと・木と花に適している環境を調べているのですがどのホームページを開いてもありません。
お答えお願いします。
答え
ホームページにないのではなく、検索の仕方が良くないとか、入力するキーワードが良くないとうまくいきません。
種から木とか、種から花というのは、発芽の仕組み、樹木、種子、発芽、などという言葉を入れて探す必要があります。
木と花に適している環境というのは、樹木の生育環境などと入力してみたら、いろいろ出てきます。
こどもが使う言葉だけで探そうとするとむつかしいかもしれません。
ところで、皆さんに分かりやすいホームページとしては、NHKの学校放送のサイエンスゴーゴーが良いでしょう� �
先ず、
さらにこどものページをえらぶとくわしい話が出ています。
頑張って勉強してください。
質問 39
私は北海道朝日小学校の小学5年生です。
今、総合で「身の回りの環境」を見直す勉強をしています。
そこで、森林は地球にどのような効果をもたらすんでしょうか?
地球に森林がなくなるとどうなるんですか?
そして、身近なことで森林を守るにはどうすれば良いのですか?
良い返事をお待ちしております。m(_^_)m I・Y
森林博士の答え
森林の地球にもたらす効果ということは、森林のはたらきということになります。
ふつう考えられることは、まず、水の循環に対する働きです。
森林があるとそこから水分が蒸発し、ふたたび雨になって降ってくる。
森林は降った雨を一時貯える。洪水などを防ぎながら、じょじょに流れ出した水は途中で使われて、あまった水は海に流れ出す。海の水も一部は蒸発して、また雨になって降ってくる。蒸発するときに水はきれいになります。このように森林は、きれいな水を安定して循環させるのに役立ちます。
次は、炭素の循環です。森林は空気中の炭酸ガスつまり炭素を吸収して生長し、そのとき酸素を出します。森林は空気をきれいして、炭酸ガスを吸収するので、温暖化を防ぐ働き をします。
森林は、動物や鳥や昆虫のすみかとなって、生き物を守る働きをします。
もし、森林がなくなると、雨も降らなくなり、さいごには砂漠になるでしょう。
また、温暖化がすすみ、海面があがり、人や動物の住む場所が減ってきます。
いずれにしても、地球から森林がなくなれば、人間や生き物も住みにくくなります。
それは、砂漠を想像すればわかることです。
では身近なところで森林を守るにはどうすれば良いかということになりますが、森林が荒れたり、破壊される様子は場所によって、ことなりますので、まず身近なところの森林の様子を調べるところから始めましょう。
人々の不注意から山火事が、起きていないか。
心ない人によってゴミ捨て場にされていないか。
森林の手入れをお こたって荒れた森林になっていないかなどです。
そのうえで、自分に何ができるかを考えましょう。
ところで森林そのものも循環しています。
種から芽が出て、生長し、樹木や森になります。
しかしやがては老木になり枯れて一生を終わります。
そしてまた新しい木が生長します。
ということで、森林が続くためには、森林の循環がとぎれることなく行われることが必要です。
このため、木が大きくなったり、混み合うようになったときは、木を切って使ったり、空いた場所には苗木を植えたりしてやることが大切です。
そこで、みなさんにできることですが、
たとえば、ドングリの実を集めてドングリ銀行に持っていく。自分で苗木をつくる。苗木をうえることもできるでしょう。
また木は大� ��に使うことも考えましょう。
紙などのリサイクルに協力しましょう。
資源ゴミを分別したり、古紙を使ったノートやファイルなどを使うようにしましょう。
木の枝や葉も無駄にしないように工夫してみてはどうですか。
炭に焼いたり、肥料を作ることもできそうですね。
まだほかにもあると思います。いろいろ自分で考えてみましょう。
質問 38
こんにちは、今、学校で森林の未来について調べています。
1.僕たちが森林の未来のためにできること。
2.森林の未来が僕たちの生活にあたえる影響について。
3.そのほか、どんなことでもいいので森林の未来について教えてください。
よろしく、お願いします。
宝塚市 小学5年生
森林博士の答え
1. 森林の未来には明るい未来が見えます。
それは世界の各地で植林活動が活発に行われているからです。
皆さんが出来ることは、森林を増やすために、植林のお手伝いをすることです。
苗木つくりやドングリ集めもではます。
一方、森林の未来には心配なこともあります。
それは熱帯林が減っていることです。
では熱帯林を減らさないために何をすればよいでしょうか。
子供でできることはあまりないので、熱帯林のことをよく勉強をして、大人になったら熱帯に行って熱帯の国の人たちといっしょに植林をしたり、森林火災の防止のための仕事をすることができます。
子供どうしの交流もするのがよいですね。
インターネットを使えばできそうですね。
試してみてはどうですか。
2.明るい未来が開けたときは、僕� �ちの生活はみどりに包まれ健康で楽しい毎日を送ることができるでしょう。
もし、心配な未来になったら大変です。
森林が減って砂漠のようになったら、人間も生き物も住みにくくなります。
二酸化炭素も増えます。
水不足になります。
土砂が流れてきたり、黄砂が飛んできたりします。
3. そのほかのこと
二酸化炭素が増え、温暖化が進むと森林の未来に変化がおきます。
どんな変化がおきるか考えてみましょう。
例えば、今まで寒かったところが、暖かくなりますと、寒いところに適していた木が生きていけなくなります。
ですから森林が枯れたりします。
また、南の森林は北の方でも生きることができますからだんだん北の方に移動することになるでしょう。
このように温暖化は森林の未来に大きな影響を与えることになります。
質問 37
博士さんへ
社会の授業で、「林業の後継者がいない」といっていたんですけど、どうしたら林業の後継者が増えるのですか?
後継者がいなくなると日本の森林はどうなるのですか?
鹿児島県 H.O
森林博士より
質問を拝見しました。
日本の林業は、ほとんどが規模の小さな、経営体です。
昔でしたら、規模が小さくても、木材も売れ、ほかの職業についても収入が少ないので、林業も「家業」として成り立ち、後継者を育てながら、続いてきたのです。
しかし、最近では、林業だけで、十分な収入を得ることができないことやほかの産業で働く人が増え、後継者を育てにくくなったということです。
では、どうしたら良いかということですが、最近は、都市に住んでいる人やほかの職業についている人� ��対して、林業に参加することを希望している人を募集して林業の専門家を育てることも行われています。
また、ボランティアの人たちにも協力をしてもらいながら、森林を守ることも大切です。
さらにまた、たとえば、規模の小さな森林を集め、大きな規模にして経営するとか、経営そのものも会社組織で行うようにするとか、思い切って新しい方法を考える必要がでてきています。
もし、後継者がいないままで、対策を考えて実行しない場合は、森林を管理する人がいないということですから、森林が荒れて、水を貯えたり、災害を防ぐ働きもおちてきます。
また炭酸ガスを吸収する働きもできなくなります。
そうなりますと、社会全体が困ることになりますので、社会全体で、林業をする人を応援したり、新しい� �法を考えたりすることが大切です。
質問 36
初めまして、わたしは今、6年の、総合で、森林についてしらべています。それで、質問なんですが、今の森林の数は、どれくらいあるのでしょうか?あと、このままいったら、どれくらいの森林がなくっなってしまうのでしょうか?教えてください。 なるべく早く教えてください。お願いします。
渡辺 結花
森林博士より
先ず日本の森林面積は、約2千5百万ヘクタールで、国土の約70パーセントです。
森林の減少はほとんどありませんので、数量は今後も変わらないでしょう。
世界全体につきましては、森林面積は、38億7千万ヘクタールです。
森林の減少は、熱帯林ではげしく、毎年日本の国土面積の約3分の1に相当する1,230万ヘクタールが減っています。
ほかの地域では、植林で増えているところもありますので、増えた分を差し引いて、世界全体では、毎年約900万ヘクタールの森林が減っています。
質問 35
初めまして。私は、今「総合的な学習の時間」で、一年間に切られる木の数をテーマに調べ学習を進めている群馬の小5です。
よろしければ、お返事をいただいて、勉強に役立てたいと思います。
または、関連のHPのURLを教えて下さい。
よろしくお願いします。
,,
( ・> ☆ 野澤 綾乃 ★
森林博士の答え
日本で1年間に切られている木の量は、おおよそ2千万立方メートルです。
これは本数にして何本の木になっているかいうことは、数えられていません。
ですから、おおよそどのくらいかということを推し量ることになります。
1立方メートルの木というと、大きさは直径30センチメートル、高さ25メートルあります� ��ら、かなり大きな木ということになります。
実際に切られている木は、間伐材が多いので、もう少し小さな木ということになります。
したがって、3本で1立方メートルとすると、日本では6千万本の木が切られていることになります。
なお、世界では、1年間でおおよそ34億立方メートルくらいの木が切って使われています。
大きな木が切られているとすると、34億本ということになります。
関連URLは、
をご覧ください。
質問34
なぜ森林は少なくなったのか教えてください 宇土東小の5年2組女子より
森林博士の答え
この百年間に世界の人口は、4倍に増えました。
これが一番大きな原因です。
つまり食料が必要ですから畑を作ります。
さらにいえることは、増えた人間が、良いくらしや便利なくらしをしたいと望んでいます。
家や家具も良いものにかえていきます。
紙も沢山使います。
家畜を増やして、沢山の肉を食べます。
マキも沢山使うようになりました。
これらはすべて森林が少なくなる原因になっています。
質問33
1、木がいっぱいあるのに、なぜ、、木材の輸入をする必要があるのですか?
2、木は、なぜ切られても生きているのですか?
3、木には、心臓がないのですか?
日進市立北小学校 5年 斉木彩乃 中條夏芽 より
森林博士の答え
1、 木がいっぱいあるのに、なぜ、木材の輸入をする必要があるのですか?
答え 日本には、沢山木があるのに輸入木材が多いのは不思議に思う人は多いと思います。
森林に木が生えていますが、すべての木には持ち主がいます。
木を使うには、持ち主が木を売ることから始まります。
皆さんのまわりに木を持っている人がいますか。
最近は、木のねだんがさがってきています。
ねだんがさがると持ち主は、売る気持ちがなかなか出� ��きません。
皆さんが持ち主だったらどうしますか。
これは、欲張りだからということではありません。
木を切って売ったら、植林をする必要があります。
植林には、お金も人手もいります。
今の木のねだんですと、植林をする費用がでないのです。
でもせっかく沢山ある木を使わないのは、もったいないことですから、植林も皆で手伝ってあげることが必要です。
2、 木は、なぜ切られても生きているのですか?
答え 木の種類が絶えないようにするためには、種子の発芽による有性繁殖と切り株や根から芽が出る(萌芽)無性繁殖(栄養繁殖ともいいます)の方法があります。
木にも寿命というものがありますから、一本一本の木が寿命がつきても、種子によって個体を増やすことで、森 林を広げたり、遺伝子の掛けあわせで優れた子孫をつくる可能性もあるのが有性繁殖です。
一方、無性繁殖は、親と同じものができるので、進歩ということはありませんが、自分自身が生き延びる方法です。
これは若返りということでもあります。
自然は木にたいして、二つの繁殖方法を与えて、種の継続が行われるようにしているのです。
3、 木には、心臓がないのですか?
答え
面白いことに気がつきましたね。
木には管があって、水分や栄養分を根から吸い上げ、葉でつくられた糖分を下におろして幹を太らせたりしています。
このような管は血管と似た働きをしていますが、木は動物のように自分自身が動いて短時間に大きなエネルギーを使う必要がありませんから、心臓がなくても生きていける� ��です。
しかし、心臓に当たるところはどこかといえば、それは葉が集まっている樹冠であるといえるでしょう。
そこでは蒸散作用を行っていますから、水分などを下から上に引っ張り上げることにやくだっていると考えられます。
ですから、心臓ではありませんが、似た働きをしているといえるでしょう。
質問32
<大昔が植えついで、現代の私達に送ってくれた遺産>と、書いてある、本を、読みました。そこで、質問です。木は、長生きと、分かっていますが、大昔から、現代まで、木は、生きてくれるのですか?
日進市立北小学校5年斉木彩乃(さいきあやの)より
森林博士より
斉木彩乃 さんへ
木はたしかに長生きです。
日本の木でも、鹿児島県の屋久島に生えている、ヤクスギは、1000年以上の木はたくさんありますし、3000年も長生きしているものもあります。
ヒノキの大木で、500年から1000年くらいの長生きの木があります。
またスギの大木でも500年以上のものもあります。
でも、森の中の木は、おおよそ300年も生きれば、枯れたり、くさったりします。
100年くらいで一生をおわる木もあります。
では、どうして森は何万年も何十万年も何百万年もさらにもっと昔から続いてきたのでしょう。
それは、ふつうは、木がおおきくなると実をつけ、種が地面に落ちて、そこから芽が出て、大きな木に育っていきます。
何百 年も生きた木が、とうとうたおれてしまっても、たおれた幹に、種が落ちて、そこから木が生えることもあります。
これを倒木更新(とうぼくこうしん)といいます。
カナダでとった写真を、森林博士のインターネットで見てください。
先ず森林塾のホームページ
直接、世界の森林の状況の写真を見るには、次のアドレスから入ってください。
また、動物や鳥が木の実を食べて、種は消化しないで、遠くに運ばれて、地面に落ちて、木が育つこともあります。
今では、人間が種をまいたり、木の苗木を植えたりして、森をつくったりしています。
本に書いてあったことは、人間が、大昔から木を植えて、現代におくってくれたと書いてあるのですか。
それとも、大昔がというのは、自然がという意味かも知 れませんね。
もう一度よく読んでみてください。
森や木は、人間が地球にあらわれるより、もっとずっと昔から、生きつづけてきました。
1000年から2000年くらい昔ですと、人が木を植えたということがあるかも知れません。
でも、日本や世界全体からみれば、大昔は人が植えた木は、ほんのわずかなもので、ほとんどは、自然に落ちた種とか、風で飛ばされたり、動物などが運んできた種、から育ったと考えるのが正しいのです。
つまり森や木は、自然からのおくりものなのですが、それを人間が増えてきてへらしてしまいました。
ですからこれからは、人間が森や木を守ったり、木を植えて増やす努力をしたりしなければなりません。
また、木は長生きでもいつまでも生きるわけにはいきません。
そこで人間が、木を使わせてもらったときは、きちんと苗木を植えたりして、お返しをしておくことが大切です。
質問31
私は、小学校4年の、女子です。
私は、理科で、森林について、調べています。
1、なぜ、日本で、使う木材に、輸入材が、ふえてくるのかを、調べたいので、教えて下さい。
2、フィリピンで、国土83%を、しめしていた、森林が、1980年にはなぜ、16%になってしまったのかを、調べたいので、どうか、教えて下さい。
出来るかぎり、早く、お願いします。
森林博士より
メール拝見しました。
大変むつかしい勉強をしていますね。
頑張ってください。
さて、最初の質問ですが、木材というものは、世界共通の商品として、輸出や輸入が行われています。
もちろん昔は、外国のものを買うお金もあまりないので、近くの森から切り出した木材を使っていました。
今は、� �本から自動車や電気製品などを沢山輸出し、石油、食料、木材などを輸入しています。
それにしても、木は国内に沢山あるのに、何でそれほど、輸入するのだろうかとしいう疑問が出てもおかしくはありません。